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12年の世界FDIに占める対新興国の割合、対先進国を上回る

12年の世界FDIに占める対新興国の割合、対先進国を上回る

ロイター 1月24日(木)16時0分配信

[ジュネーブ 23日 ロイター] 国連貿易開発会議(UNCTAD)は23日、世界の海外直接投資(FDI)が2012年にネットで1兆3100億ドルとなり、2011年の1兆6000億ドルから減少したと明らかにした。減少分の90%が対先進国の縮小によるものといい、対新興国が初めて対先進国を上回った。

対先進国は5490億ドルにとどまった。FDIを最も引き付けたのは米国で変わらず、1470億ドルだった。続く中国は1200億ドル。対先進国投資が減っただけでなく、欧州や北米で大型プロジェクト売却の動きが目立ち、以前のFDIの流れが逆転した。

英石油大手BP<BP.L>はメキシコ湾沖の油田権益を56億ドルで売却したほか、オランダの金融大手ING<ING.AS>は米国やカナダで120億ドルの資産売却を進めている。

新興国ではM&A(合併・買収)に1150億ドルが費やされ、全体に占める割合は過去最高の37%となった。うち4分の3がアジアからの投資となっている。

ドイツは企業撤退の影響を最も受けたうちの1つで、資産の売却と取得の割合がほぼ均衡。対ドイツのFDIはネットで97%減の13億ドルと、ユーロ圏危機の影響を最も受けるギリシャのネットでの規模の半分だった。

UNCTADの幹部は、2013年と2014年のFDIの見通しは明確ではないが、慎重ながら楽観していると述べた。今年に約1兆4000億ドル、2014年に1兆6000億ドルに増加すると予想しているという。成長率や財政政策、投資に関する規制などの不透明感から企業が投資の最終決定を控えるリスクを挙げている。




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